Bムービー 【B movie or B-picture】
元々は1930年代において長編作品の添え物として低予算で作られた短い(おおむね70から80分程度)の映画を指していた。
レコードのB面の様な存在で、日本で言うB級映画とは異なる。
多くの場合、スター俳優出演せずメージャーではないリパブリックやモノグラムといった会社によって作られた。
このBムービーは、1950年代に入り二本立ての上映構成が少なくなり自然消滅していく。
消えていったBムービーの変わりに、新たに別の作品がBムービーと呼ばれるようになる。
これらは、低予算なだけでなく特定の客層を狙った作品でホラーやSFといった物が多い。
たとえばロジャー・コーマンでありエド・ウッドである。
誤解されやすいがポルノグラフィは、Bムービーではない。
日本では、エド・ウッドのような作品は”カルトムービー”として扱われることが多い。
”映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ”村山 匡一郎編と en.wikipedia.org の B Movie より(gapper 加筆)