フィルム・ノワール

フィルム・ノワール 【film noir】

 犯罪を扱ったミステリー小説をセリ・ノワールと言いったことからハリウッドの独特の犯罪映画をフィルム・ノワールと称する様になった。

 一般に、1940年代から1950年代までの物を言う。

 「マルタの鷹(1941)」などから呼ばれるようになる。

 モノクロ、ローキーの撮影、フラッシュ・バックや回想形式、ヴォイス・オーヴァーや一人称形式、ファムファタールの存在などを特徴とする。


 代表的作品は、「深夜の告白(1944)」、「ローラ殺人事件(1944)」、「飾窓の女(1944)」、「ギルダ(1946)」、「三つ数えろ(1946)」、「過去を逃れて(1947)」、「第三の男(1949)」など。

 ヒッチコックの「めまい(1958)」もフィルム・ノワールとする人も居る。


 第二次世界大戦以前や1960年代以降の作品でもフィルム・ノワールとするのかやジャンルなのかと言った多くの論議がある。


 詳細は、ウィキペディア”フィルム・ノワール”の項で

 ”映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ”村山 匡一郎編より


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