ヘイズ・コード 【hays code】
1930〜1960年代まで施行されていたアメリカの自主規制の為の規約。
カトリック教徒の手によって作成された。
プロダクション・コードとも呼ばれる。
暴力や犯罪、性、宗教などの表現についての禁止事項を指示している。
”映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ”村山 匡一郎編より
1920年、ジャック・トーマスの妻オリーヴ・トーマスがパリで自殺(共に若者を代表する人気俳優)。
1921年、喜劇俳優のロスコー・アーバックル事件。
1922年、ウィリアム・デズモンド・テイラー監督殺人事件。
ヘイズ・コードが生まれた背景には、数々の麻薬や不道徳な性に関するスキャンダルがある。
だが、ヘイズ自身も暗雲たる人物であった。