回想形式 【Recollection form】
映画の冒頭が事の起こりの最後で、過去を思い出すことで物語が進行し、ラストにおいて冒頭の時間と一致する形式のこと。
作品によっては、話が回帰した後に進むことがある。
個人的な分類として、ラストに繋がり終わるものをO型回想形式、話が進む(展開する)ものをQ型回想形式とする。
O型:「肉弾鬼中隊 (1934) 」、「嵐ケ丘(1939)」、「市民ケーン(1941)」、「深夜の告白 (1944) 」。
Q型:「ボー・ジェスト(1939)」「折れた槍(1954)」。