西部劇 【western】
フロンティア時代でフロンティア・ラインの西側の地域での物語り。
最古の筋書きを持った西部劇は、「大列車強盗(1903)」とされるが製作当初は”列車物”として作られた。
ラストの観客に向けて銃が放たれるシーンは、上映する側が勝手に付け加えたものとされる。
西部劇が量産され始めたのは、1914年頃でアメリカが映画の輸入国から輸出国に転じた時期と一致する。
輸出を考えて作品を作るにあたって、アメリカの特色を出すことを考えたためであると考えられる。
ジョン・フォード監督が有名で「駅馬車 (1939) 」は、西部劇の新時代を築いたとされる。